〈to be herself vol.2〉わたしらしさのカギは心地よさに正直でいること / 中村ひろ美さん
「to be herself」— わたしらしくいるために
わたしらしさとは、日々の選択や思考、そして大切にしている価値観の積み重ね。
このコラムでは、輝く女性たちをゲストに迎え、彼女たちの「わたしらしさ」を作るエッセンスを紐解いていきます。
その人ならではの生き方や考え方に触れることで、あなた自身の「らしさ」を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。
第2回目のゲストは、バストケアのスペシャリスト・中村ひろ美さん。
彼女が大切にしている「わたしらしさ」とは?
Who is her?
Q.仕事時の1日のスケジュールを合わせて教えてください
バストの専門家としてサロン経営、バストケアに関する執筆や監修、ランジェリー撮影に伴うケアやフィッティングをしています。
また、バストと女性ホルモンケアのセラピストスクール『一般社団法人ビューティフルボディセラピスト協会』の代表理事として、女性のケアに特化したセラピストの育成・サポートをしています。
1日のスケジュールは、その日の仕事内容によりかなりバラバラです。
Q.仕事をする上で大切にしていることは何ですか?
その道のプロフェッショナルとして、相手に分かりやすく伝えること。そのためにも、知識やスキルを磨くことを大切にしています。
また、女性がリアルに感じるお悩みやお困りごとに常に目を向け、必要とされている情報やノウハウが届けられるように心がけています。
Q.お気に入りのおうち時間の過ごし方は何ですか?
仕事のスケジュール的に、あまりゆっくりとおうち時間を過ごすことがありませんが、朝ヨガで身体を目覚めさせる時間や、帰宅後の入浴タイムは、欠かせない時間です。
自宅のベランダからは富士山が見えるので、ゆっくりの朝には、富士山を眺めながらのコーヒータイムもお気に入りです。
Q. おうち時間を過ごす上で最近はまってることは何ですか? 欠かせないアイテムなど
欠かせないアイテムは、気分を高めてくれるルームウェア。帰宅後はランジェリーもリラックスできるものに切り替えています。
おうち時間でも自分の心が満たされるものを選択するようにしています。
Q. ボディケアで特に気にかけてることはなんですか?
見えるパーツより、見えないパーツのケアを大切にしています。仕事柄、バストのケアは朝晩欠かさない習慣になっていますし、お顔に使うアイテムより、バストに使うアイテムを模索するのが好きです。
ケアを通して、毎日自分の身体に触ることは、自分の身体に耳を傾け、今の自分を知ることにつながります。自分をいたわる気持ちを大切にしています。
Q. ランジェリー選びで大切にしていることはなんですか?
その日のバストや身体の状態をベースに、機能性やデザインを選ぶことです。女性のバストや身体は、女性ホルモンのリズムによって変わる場所です。
いつも決まったものではなく、その日必要な選択をすることが、ランジェリー選びの楽しさでもありますし、お胸や身体に優しい選択につながると考えています。
Q. 中村さんの自分らしさをかたちつくってるものは何ですか?
自分が心地良いと感じる選択をすること。どんな選択をする時も、違和感を感じていないか、自分に無理をしていないか…そんな自分との向き合い方を大切にしています。
そして、自分の選択や行動に責任と自信を持つことです。
中村ひろ美さん Instagram
中村さんの言葉から伝わってきたのは、自分の声にそっと耳を澄ましながら、毎日をていねいに過ごすことの大切さ。
見えない部分を大切にするその姿勢が、「わたしらしさ」を育んでいるのだと感じました。
肩の力をふっと抜いて、自分の心地よさに目を向けてみる。
そんなきっかけが、今日このコラムを読んだあなたにも届いていたら嬉しいです。