yeniのノンワイヤーブラはバストが小さい方、華奢な方にもおすすめ
こんにちは、yeni ディレクターの九冨 里絵（くとみ りえ）です。
デザイン性を重視したランジェリー、補正下着などジャンルを問わず、多くのブラジャーやショーツは着用時の身体の美しさと締め付けなどの着心地のバランスが大変重視されます。
色や装飾という上物のデザインへのこだわりだけで下着をつくることはできません。
生地やゴムの伸び率、ホックの数、カップのつくり、細部にまで計算が必要です。
下着を作り始めた時、難しく感じたのは心躍るデザインと機能性の両立でした。無理な締め付けを我慢することなく、デザインを妥協することなく、一番好きな自分でいることができる、心地良い下着を目指しました。
このコラムではブランドディレクターの目線で「ランジェリーという装飾品」であり「アンダーウエアという消耗品」でもあるyeniの下着づくりの哲学についてお話しできればと思います。
今回はyeniのノンワイヤーブラをバストが小さい方、華奢な方にもおすすめできる理由についてご紹介します。
大きく見せたいわけではないけれど、バストをきれいに整えたい小胸さんにぴったりなサードウェーブブラ
先週公開のコラム「バストが大きめの方へのyeniのノンワイヤーブラのおすすめポイント」でもご紹介させていただきましたが、実はyeniのノンワイヤーブラはワイヤーブラとノンワイヤーブラのいいとこ取りをした「機能性に長けたブラジャー」＝サードウェーブブラなのです。
サードウェーブブラはワイヤーを使わずに「素材」と「パーツ」でバストをサポートするブラジャー。
補正力があるためバストが大きめの方にもおすすめなのですが、バストをきれいに整えたいバストが小さめの方にもおすすめさせていただきたいです。
バストが小さめの方の中にはワイヤーがあたって痛いから仕方なくノンワイヤーブラを使っていらっしゃる方も多いと思いますが、補正力がプラスされたサードウェーブブラも是非お試しください。
ブラの中心が低いので、バストが小さい・華奢・鳩胸の方でも痛くなりにくく、つけ心地がラク
バストが小さめの方の中には、上半身には脂肪が少なく、鎖骨やあばら骨が浮き出やすい体型の方が多くいらっしゃるかと思います。
そういった方からよくお聞きするのがブラのアンダーの食い込みによる悩みはないけれど、ブラのパーツが骨にあたって痛いなど着け心地に関する課題です。
特にワイヤーブラの前中心が当たって痛くなるというお声をよくお聞きします。
yeniのノンワイヤーブラはL字のデザインでU字のものと比べると前中心が低く、痛くなりにくいつくりになっています。
ワイヤーループというワイヤーブラでワイヤーを入れるパーツがあり、全体のつくりはワイヤーブラと近いため、補正力はありながらも、実際にワイヤーがあたることがありません。
包み込むデザインとL字のワイヤーフレームでバストが小さい方も浮きにくい
また、バストが小さめの方からブラの正面のパカパカに困っている、それが原因のバストの流れなども気になる、というご意見をお聞きします。
yeniのノンワイヤーブラはバストを支える土台部分のウレタンモールドカップと、テンセルモダール生地の２重構造になっており、バスト全体を包み込むデザインです。
安心してご着用いただける、安定感とフィット感があります。
友人がポツリとつぶやいた「華奢だと大人になっても大人っぽいデザインの下着がないから着ることができない」の一言
最近「胸を大きく見せたい」という人が少なくなったように思います。みんなでこういう体型がいいよねという画一的な理想像を追うのではなく、それぞれの体型を生かし、その人その人の理想をつくっていこうという、世の中の流れを感じます。
ブラジャーに関しても「ブラをつけていて自分が快適か？気分が良いか？」と考える人が増えました。
そんな中で、以前40代の友人がポツリとつぶやいた「華奢だと大人になっても大人っぽいデザインの下着がないから着ることができない」の一言が心に残っています。
人口比率としては日本ではカップが大きい人の人口比率は年々高くなっている傾向にあり、65-70ABあたりはサイズ展開していないブランドも多いです。yeniもデビュー時は販売できず、ブラックの次回入荷からやっと展開できることに決まりました。
※詳細は前回のコラム「バストが大きめの方へのyeniのノンワイヤーブラのおすすめポイント」からご確認ください。
言われてみると65-70ABあたりのサイズは販売されていないわけではないけれど、かわいらしいデザインのものが多いように感じますし、実際にyeniの前身であるTigerLilyTokyoで65AB対応のサイズを販売した際に「若い方向けのデザインが多くてゲンナリしていたので、大人っぽいものが出てきて嬉しい」というお声を多数いただきました。
「ないわけではないんだけど、もっとしっくりくるものがあるといいのにな」という隙間を埋めていくことが、一番好きな自分でいることができる状態をつくるお手伝いだと思うので、これからもyeniの商品でお応えしていきたいなと思っています。
前回のコラム
【5月初旬販売開始予定】yeniノンワイヤーブラ新サイズについて
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