こんにちは、yeni ディレクターの九冨 里絵(くとみ りえ)です。


デザイン性を重視したランジェリー、補正下着などジャンルを問わず、多くのブラジャーやショーツは着用時の身体の美しさと締め付けなどの着心地のバランスが大変重視されます。


色や装飾という上物のデザインへのこだわりだけで下着をつくることはできません。

生地やゴムの伸び率、ホックの数、カップのつくり、細部にまで計算が必要です。


下着を作り始めた時、難しく感じたのは心躍るデザインと機能性の両立でした。無理な締め付けを我慢することなく、デザインを妥協することなく、一番好きな自分でいることができる、心地良い下着を目指しました。

 

このコラムではブランドディレクターの目線で「ランジェリーという装飾品」であり「アンダーウエアという消耗品」でもあるyeniの下着づくりの哲学についてお話しできればと思います。

 

今回はyeniのブラジャーのサイズ交換について詳しくお話ししたいと思います。


店舗で試着するのが苦手

前提として、下着、特にブラジャーはブランド毎にサイズが微妙に違ったり、同じブランドの商品でもデザインによって付け心地が変わるので、試着後の購入がベターだと思っています。


ただわたし自身は日本の下着ブランドの店舗で試着するのが苦手で、行くのが少し億劫です。人に下着姿を見られたり、バストを触られることにどうしても抵抗があって...


yeniの前身であるTigerLilyTokyoはインポートランジェリーのセレクトショップと卸売の会社として始まりました。代官山のセレクトショップはケーキ屋さんやカフェ、美容院、エステ、ネイルサロンが入った建物の中にあり、店舗面積が小さいながらも試着室がありました。


そこでの試着のルールとして決めていたことは「お客様から頼まれない限り、試着室に入らない」「採寸もお客様から頼まれない限り行わない」「お客様から頼まれない限り、お客様の身体に触れない」「お客様から頼まれない限り、お客様のバストサイズについて数字以外に言及しない」ということでした。


この仕事を始める前にロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルス、上海の百貨店のランジェリー売場、セレクトショップ、ブランドの路面店とあらゆる土地のランジェリーショップを巡りましたが、試着室に入って、ストラップやカップを調整されたり、バストを触られたり、サイズや身体つきについて言及されたりした経験は一度もありませんでした。


もちろん海外でも接客や盗難防止のために試着室の外から声をかけられたり、中に入ってフィッティングを確認しようかという提案はされることはありましたが「身体に触れる」「サイズや身体つきについて言及する」ことについての感覚が異なっているように思いました。


この経験から、自分のお店では「お客様から頼まれない限りしない4つのルール」を作りました。


合わないかもと感じた時は、ご遠慮なくサイズ交換を

そういった経緯もあって、わたしはオンラインショップが使いやすく、購入後にサイズ交換が可能なブランドがいいなと思っています。


TigerLilyTokyoのオンラインショップでもブラジャーのサイズ交換を行っていましたが、うまくいかないこともたくさんありました。インポートランジェリーは商品点数が多く在庫が少なかったので交換できるサイズの在庫がなかったり、お客様に送料をご負担いただくことになってしまったり。


yeniになりやっとストレス少なく、サイズ交換ができる環境が整ったと思っています。


yeniの自信作のノンワイヤーブラ、是非たくさんの方に長く愛用していただきたいので、少しでもサイズが合わないかもと感じた時は遠慮なくサイズ交換をご申請ください。


※サイズ交換の手順はこちらからご確認ください。


購入後に「これでいいのかな?」と思った時のご相談も大歓迎です

yeniではInstagramのDMやLINEで商品やサイズに関するご質問・ご相談が可能です。ご購入前のご相談が多いのですが、もちろんご購入後のご相談も大歓迎。

実際に着用された際に「これで合ってるのかな?」のご確認にも是非ご活用ください。

いつでもご質問・ご相談お待ちしております。


ノンワイヤーブラ


前回のコラム
華奢さと大胆さ、どちらも感じさせる大人のためのレースショーツ

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