こんにちは、yeni ディレクターの九冨 里絵(くとみ りえ)です。


デザイン性を重視したランジェリー、補正下着などジャンルを問わず、多くのブラジャーやショーツは着用時の身体の美しさと締め付けなどの着心地のバランスが大変重視されます。


色や装飾という上物のデザインへのこだわりだけで下着をつくることはできません。

生地やゴムの伸び率、ホックの数、カップのつくり、細部にまで計算が必要です。


下着を作り始めた時、難しく感じたのは心躍るデザインと機能性の両立でした。無理な締め付けを我慢することなく、デザインを妥協することなく、一番好きな自分でいることができる、心地良い下着を目指しました。

 

このコラムではブランドディレクターの目線で「ランジェリーという装飾品」であり「アンダーウエアという消耗品」でもあるyeniの下着づくりの哲学についてお話しできればと思います。


今回は「下着の買い替え時期」についてお話ししたいと思います。


下着の理想的な買い替えの頻度

ブラジャーの素材やデザイン、手洗いか洗濯機洗いかなどの条件で持ちは変わってくるものの、だいたいブラジャーの寿命は洗濯100回程度と言われています。

週2回の着用でだいたい約1年です。

もし手持ちのブラジャーがたくさんあって洗濯回数自体は少なかったとしても、素材の経年劣化がありますので、だいたい2−3年くらいが寿命かなと思います。


ショーツの劣化はブラジャーよりも早く、こちらも素材やデザインによりますが洗濯6−70回程度。ブラジャーと同素材で長く着用したい場合には、ショーツは2枚以上購入されるのがよいかもしれません。

 

自分の変化

 

下着のサイズ選びにおいて、体重や体型の変化を全く無視することはできません。

体重3-4kg程度の増減でカップ数やアンダーバストは変化します。またショーツについても脂肪の増減で、ゴムがキツくなったり、ズレやすくなります。


加齢により脂肪がつきやすくなった、妊娠・出産を経験した等、年齢やライフステージの変化で、それまで使用していた下着が合わなくなることもあります。

そういった際には無理をして元のサイズに戻そうとせず、その時々に合う下着を選ぶことが大切です。


yeniのブラジャーは±5cm程度のサイズの変化、生理中のバストの張りなどには対応できます。またショーツも伸びがいい素材で、多少のサイズの変化に対応できます。

数ヶ月、数年の単位での体重や体型の確認、買い替えの検討は必要ですが、短期的な体調の変化には是非yeniのランジェリーをご活用ください。

 

下着の変化

 

・ブラの見た目がくたびれている(洗濯タグが薄くなった・変色した・素材感が変わった)
・調整してもストラップがずれる(ストラップが伸びて、細く薄くなっている可能性があります)
・メッシュやゴムが薄くなっている
・ブラのワイヤーが曲がったり、変形している(yeniのノンワイヤーブラの場合はサイドボーン)

 

お手持ちのブラを確認して、あてはまるものがあれば替え時です。

 

下着が自分のサイズに合わなくなったサイン

・カップがバストから浮くようになってしまった
・バストが脇からはみ出している
・腕を上げるとブラジャーがずり上がる
・前屈みになるとブラジャーの後ろ側が上がってしまう


これらは購入時のチェックポイントと同じです。



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